沿革
昭和 5年 | 建築金具と鉄道車両の室内金具の製造を目的として合資会社渡辺製作所が創立される。 |
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昭和10年 | 工芸的技術が認められ、御料車の室内装飾金具の製造を拝命、以後車両用艤装金具の専門メーカに発展。 |
昭和12年 | 営業品目に航空機関連の事業を加え、機械組立、治具、測器等の製造に着手。 |
昭和19年 | 戦時下では運輸通信省の指定工場となり、輸送力確保の一端を果たす。 |
昭和20年 | 本所区石原町の本社及び工場は焼失、戦災をまぬがれた大森工場に本社を移転 |
昭和23年 | 輸送力増強の為業界が活発に。当社は鉄道車両金具製造株式会社として合資会社渡辺製作所の債権債務を継承。 |
昭和32年 | 世界初の鉄道車両用汚物処理装置(粉砕式)を開発実用し、専売特許を取得。 |
昭和38年 | 国鉄の交直流電車に上述の開発品が採用され、引続き特急客電車に搭載される。 |
昭和43年 | 循環式汚物処理方法の特許を取得し、実用化に成功。国鉄はもとより、各私鉄に広く採用される。 特にこの装置は南極昭和基地でも使用されている。 |
昭和47年 | 海洋汚染防止法の発効にさきがけ、防衛庁、保安庁の艦艇用や、一般船舶に循環式汚物処理装置が採用される。 |
昭和48年 | 鉄道車両金具製造株式会社から株式会社テシカに社名を変更。 |
昭和53年 | 国鉄より中距離電車用、浄化排水式汚物処理装置の開発資金142万円を助成される。 |
昭和57年 | 輸送機関用高度濾過方式による汚物処理装置の試験、研究補助金として、日本船舶振興財団より740万円の補助を受ける。 昭和58年、引続き同財団より560万円の補助金を受け開発に成功。 |
平成 元年 | 国鉄の分割民営化へ。 |
平成 4年 | 新幹線「のぞみ」に噴射式汚物処理装置が採用される。 |
平成 7年 | 小便所節水装置を開発実用化し、特急車両に搭載される。真空式汚物処理装置が特急車両に搭載される。 |
平成12年 | 東北新幹線に清水空圧式「シンクレット」を搭載いただき、以降各鉄道事業者様に広く採用される。 |
平成14年 | 東北新幹線に車両用ステンレス製小便器が採用される。 |
平成16年 | 交直流中距離電車に電動水揚装置を搭載いただき、以降各鉄道事業者様に広く採用される。 |
平成17年 | 中国青島市、青島亞通達鐵路設備有限公司と業務提携を結ぶ。 |
平成18年 | 清水空圧式シンクレットM型(バス用)が製品化される。 |
平成20年 | 山形新幹線に清水空圧式トイレ・FRP製小便器・洗面ユニット・手洗器のサニタリーシステムを搭載いただき、以降各鉄道事業者様に広く採用される。 ISO9001認証取得する。 |
平成27年 | 北陸新幹線に、サニタリーシステムに加えてオストメイト向け装置が採用される。 |